アストロワークスは音響の会社です
2006年に、大学の友人と始めた当初、ステージ音響を担いで、相模原市内をたくさんまわって、街が賑やかになっていって、それが仕事になれば最高だね、と言って始めました。
でも、しばらくして壁にぶつかり、技術が何もない自分が歯がゆくてしょうがない時期を迎えました。
何でもできないと、仕事にならない。
そこから、運営から設営、そして事務まで何でもこなせるように何年も修行をしました、もちろん音響も。
修行を経て、拠点としていた相模原市内を中心に数多くのイベントをこなしていく中で、主力商品は運営設営が主でした。
音響の仕事は数えるほど・・・
当時の機材です。
創業当初「まちの盆踊りや、カラオケ大会とかで利用して欲しいな」なんて言っていましたが、その盆踊りにも、カラオケにも呼ばれることなく、イベント屋ではあるが、音響を扱うPAとしての仕事を自社が受注することがほとんどないまま、仕事を続けておりました。
ただ、発注がなくとも、地道に少しずつ機材を買い揃え、パーツを交換し、準備をし続けました。
今年はマイクを2本。
次の年は、頼まれたことはないけれど1000人規模でも耐えられるアンプを1台。
いつか、本職として掲げたPAとして呼ばれる日を待ちながら・・・
ようやく、発注が増え始めたのは2013年。
創業してから7年もの時が経っていました。
自分が組んだステージで、自分が図面を引いた会場で、自分で音を出す。
ようやく、PAとしてのスタートラインに立てた瞬間でした。
その後、お世辞にも音響の仕事が多いかといわれるとそうではありませんが、相模原市内を中心に様々な仕事を請け負わせていただき、何でもできるイベント屋に向けて日々精進しております。
有難いことに、大学生を中心とした若いスタッフに支えられ、今日も相模原のどこかでにぎわいを創出する手助けを様々な形でさせていただいております。
会場設営、運営、安全管理、機材レンタルに始まり
WEB制作、動画制作、そして書類作成から事務代行まで、主催者の想いを届ける音響だけじゃないPAとして、イベントを通して「伝える」ためのベストパートナーとなれるようできることを増やして今に至ります。
音響に関しても、著名人の講演でもアーティストの生ライブでも、心から楽しんで胸を張ってお客様に届けることができておりました。
しかし、2020年、イベント業界のみならず全世界に激震が走りました。
新型コロナウイルス感染症の流行です。
当初は、感染症対策の上でイベント実施ができるかどうか?消毒薬をもっと用意する?フェイスシールドを被る?など、多くのイベントがキャンセルになる中、主催者の想いと、スタッフの雇用を守るためにも会社として出来ることを必死で探しました。
そもそも、不要不急に括られた時点でもしかしてイベントとは、人々にとって必要のないものなのか・・・
そこで、当社は音響屋であることの強みをフルに生かし、WEBライブ配信の分野に乗り込みました。
機材を通して、主催者の熱意を信号で送って拡げて届かせる、それはPAと何ら変わらぬ作業です。
まだまだ手探りなところはありますが、元々が対面でリアルでやれていたことなので、WEB配信となっても軸は同じと考えております。
このコロナで新たなチャレンジをさせてもらえたことが、幸か不幸かこうやって、PAとしての存在意義と伝えるために本当に大事なことを再認識するに至ることにつながりました。
Public Address =PA
音響技師がなぜこの名称で呼ばれ始めたかは詳しくは知りません。
公衆を前にしての演説の意味であるが、演奏会のホールや野外ステージなどで,大勢の聴衆のために音声を拡声すること,あるいはその拡声装置のことを指す
この単語に、ただの音響技師以上の意味を自分は感じております。
誰かの想いと言葉を、大きくして、人々に届ける。
音だけじゃなくとも、映像や、掲示物、内容に会場づくりで、主催者の心を届ける総合的PAとして。
長くなりましたが、このような少し回り道が長かったPAでございます。
色々書きましたが、モットーはキレイにちゃんと聞こえる。
届かせるための最低条件を守りながら、最高のイベントにするお手伝いができれば幸いです。
㈱アストロワークス 代表取締役 梶山 純